電源が落ちる原因とは
まずは電源が落ちる原因について確認しておきましょう。主な原因は4つです。
【原因1】電力不足
ACアダプタや電源コードなどが正しく接続されていないかもしれません。また、パソコンの使用状況によっては、消費電力がパソコンの最大供給電力を上回って電力不足になっている可能性があります。
【原因2】熱暴走
パソコンの電源が落ちる原因の1つとして「熱暴走」があります。パソコンの内部に熱がたまり、パソコン内部の温度が上昇して電源が落ちてしまうのです。
【原因3】不具合や損傷
電源ユニットやマザーボード、電源ケーブル、ハードディスクドライブの不具合・損傷のため、電源が入らないケースがあります。
【原因4】ウイルス感染
パソコ ンがウイルスに感染している場合、ウイルスの種類によっては再起動を繰り返したり、電源が突然落ちたりすることがあります。
壁のコンセントから直接電源を取る
電源コードを差す場合、タコ足配線を使用せず、壁のコンセントに差して直接電源を取りましょう。
タコ足配線はパソコン以外の機器が接続されている場合、電圧低下により動作が不安定になることがあります。
接続を確認する
ACアダプタや電源コードなどが正しく接続されているか、1つ1つ確認しましょう。接続部分が緩んでいた場合は接続し直してください。
単純なようですが、これだけで電源が落ちなくなることもあります。
ホコリを取り除く
パソコン内部にホコリがたまっている場合、パソコン内部に熱がたまりやすくなります。ヒートシンクやファンの周辺にホコリがたまっていないか確認してみましょう。
パソコンを分解して内部のホコリを取り除きたい場合は、業者に依頼すると安心です。
また、パソコンの上に物を置いたり、ファンの周辺に物を置いたりした場合、内部の熱を逃しにくくなります。パソコンの周辺はきれいに整理しておきましょう。
チェックディスクを行う
ハードディスクドライブの「チェックディスク」を行いましょう。ハードディスク上で破損しているファイルを調査・修復してくれます。チェックディスクの設定によって異なりますが、所要時間は30分~1時間程度です。
ウイルスチェックをする
パソコンウイルスに感染して電源が落ちてしまう可能性もあります。パソコンのウイルスチェックをして、自分のパソコンがウイルスに確認していないか確認しましょう。
ウイルス対策は日頃の備えが一番です。前もってウイルス対策ソフトをインストールしておくことをおすすめします。
また、ウイルス定義は常に最新のものにしておいてください。
部品を交換する
電源ユニットやマザーボード、電源ケーブルなど部品そのものに不具合が生じている可能性があります。
新しい部品に交換できるかどうか、パソコンのメーカーに問い合わせてみると良いでしょう。保証期間内であれば、無料で修理・交換してもらえます。