本日は、パソコンの画面がチラつく原因と、修理の前に試せることについて紹介します。
「パソコンの画面がチカチカして見づらい」「使っていると急に画面が暗くなったり明るくなったりする」
そんな“画面のチラつき”に悩まされたことはありませんか?
長時間作業するビジネスシーンや在宅勤務中のトラブルとしても、集中力を削ぎ、目の疲れも増してしまいます。
今回は、パソコン画面のチラつきが発生する主な原因と、修理に出す前に自分で確認・試せる対処法についてご紹介します。
原因① ディスプレイドライバの不具合
最も多いのが、**グラフィックドライバ(ディスプレイドライバ)**のエラーやバージョン不一致によるチラつきです。
WindowsやmacOSのアップデート後に起こることも多く、「画面だけおかしい」「操作はできるのに表示が不安定」という場合はまずこれを疑いましょう。
【対処法】
-
デバイスマネージャーからディスプレイアダプタを確認
-
ドライバの更新、またはロールバック(前のバージョンに戻す)
原因② モニターやケーブルの接触不良
外付けモニターを使っている場合は、HDMIやDisplayPortの接続不良が原因の可能性も。
特に、ケーブルの劣化やコネクタの緩みがあると、画面がチカチカしたり、ノイズが出たりすることがあります。
【対処法】
-
一度ケーブルを抜き差しして接続をリフレッシュ
-
他のケーブルやポートで試す
-
外部モニターを使わず本体画面だけで確認してみる
原因③ リフレッシュレートの設定ミス
画面が滑らかに表示されるための「リフレッシュレート」が、ディスプレイの仕様に合っていないとチラつきが発生します。
【対処法】
-
「ディスプレイ設定」からリフレッシュレートを確認(Windowsなら60Hz〜144Hz程度)
-
モニターの最大対応値と合わせることで改善する場合あり
原因④ バッテリーや電源系のトラブル
ノートパソコンの場合、バッテリーの劣化や電源供給の不安定さが原因で画面が明滅することも。電源アダプターが正しく機能していないと、十分な電力が供給されず、ディスプレイ表示が安定しません。
【対処法】
-
アダプターの差し替えや交換
-
バッテリー残量を確認し、完全放電&再充電を試す
それでも直らない場合は…
ハード的な故障(液晶パネル・バックライト・グラフィックチップなど)が原因の場合は、個人での対処が難しくなります。特に、次のような症状が出ている場合は、早めの専門修理をおすすめします。
-
物理的に画面が割れている、液晶に線が入る
-
電源投入後すぐにチラつきが出て、常に不安定
-
画面に一部だけ黒く表示されない・常にちらついている
パソコンの画面トラブルも、パソコンシェルジュ秋葉原店へ!
当店では、Windows・Mac問わず、画面の不具合やチラつき、表示トラブルに関する診断・修理を多数実施しています。
液晶パネル交換はもちろん、内部のケーブルや基板の修理、グラフィック系の不具合にも対応可能です。
「まだ使えるはずなのに調子が悪い」
「買い替えるには早すぎるけど、不安定で困っている」
そんなときは、まずお気軽にご相談ください。最短即日での対応も承っております!