パソコンの水濡れトラブルを防ぐためにできること

パソコンシェルジュ秋葉原店です。

本日は、パソコンの水濡れトラブルを防ぐためにできることについて紹介します。

パソコンの水濡れトラブルは、思わぬ故障を引き起こし、高額な修理費用がかかることもあります。特に、ノートPCはデスク上で飲み物をこぼしたり、雨の日に持ち運んだりすることで水濡れリスクが高まります。では、水濡れによる故障を防ぐために、どのような対策ができるのでしょうか? 本記事では、パソコンを水から守るための具体的な方法を紹介します。


1. PC周りに飲み物を置かない

最も一般的な水濡れトラブルは、飲み物をこぼしてしまうことです。特に、コーヒーやジュースなど糖分を含む液体は、乾いた後にベタつきが残り、キーボードや内部の電子基板に深刻なダメージを与える可能性があります。

対策:
PCの近くに飲み物を置かない(机の端や別のテーブルに置く)
フタ付きのボトルやタンブラーを使用する(こぼれにくい構造のものを選ぶ)
飲み物をこぼしても影響が少ない位置にPCを配置する(マグカップをキーボードの真横に置かない)


2. キーボードカバーを装着する

ノートPCのキーボードは、隙間から液体が内部に侵入しやすい構造になっています。そのため、キーボードカバーを装着することで、こぼれた液体が内部に入り込むのを防ぐことができます。

対策:
シリコン製のキーボードカバーを使用する(薄型でタイピングの邪魔にならないものがおすすめ)
キーボードが防水仕様のPCを選ぶ(一部のビジネス向けノートPCは防水加工されている)
デスクトップPCなら、防水仕様のキーボードに交換する


3. PCに撥水コーティングを施す

スマートフォンではよく見かける撥水コーティングですが、パソコンにも応用可能です。撥水コーティングを施すことで、水滴を弾きやすくなり、こぼした際のダメージを最小限に抑えられます。

対策:
キーボードやタッチパッドに撥水コーティングを施す
画面や外装部分にもコーティングし、汚れや水分を防ぐ
防水スプレーを活用する(ただし、使用前にPCの仕様を確認)


4. 雨の日の持ち運びには注意

ノートPCを持ち運ぶ際、雨に濡れるリスクも考えなければなりません。特に、リュックやバッグに入れているときに雨がしみ込むと、内部が湿気でダメージを受ける可能性があります。

対策:
撥水・防水加工されたPCケースやバッグを使用する
傘だけでなく、レインカバーを活用する(リュック全体を覆うタイプがおすすめ)
PCを持ち運ぶ際は、ファスナー付きのポーチに入れて二重に保護する


5. PCを水回りの近くで使わない

意外と見落としがちなのが、キッチンや洗面所の近くでPCを使うことによる水濡れリスクです。料理のレシピを見たり、入浴中に動画を楽しんだりする際に、水が飛び散ってしまうことがあります。

対策:
キッチンや浴室の近くではPCを使わない
防水シートやスタンドを使い、直接水がかからないようにする
濡れた手でPCを触らない(特にタッチパッドやキーボードは水分が染み込みやすい)


6. 電源アダプターやコンセント周りの水濡れ対策

水濡れトラブルは、PC本体だけでなく、電源アダプターやコンセント周りにも注意が必要です。電源コードが濡れると、感電やショートの危険性が高まります。

対策:
電源タップは防水・防塵仕様のものを選ぶ
PCを使う場所の床に水がたまりやすい環境(キッチン・窓際)を避ける
濡れた手で電源プラグを抜き差ししない


7. 水濡れトラブルに備えたバックアップ対策

万が一の水濡れ事故に備えて、データのバックアップを取っておくことも重要です。水濡れによってPCが動かなくなった場合でも、データを守ることができます。

対策:
クラウドストレージを活用する(Google Drive、OneDrive、Dropbox など)
外付けHDDやSSDに定期的にバックアップを取る
自動バックアップ設定をONにしておく


8. もし水をこぼしてしまったら?

どれだけ対策をしていても、完全に防ぐことは難しいものです。万が一水をこぼしてしまったら、以下の対応をすぐに行いましょう。

🚨 電源をすぐに切る(強制終了でもOK)
🚨 バッテリー・電源ケーブルを外す(ショートを防ぐため)
🚨 PCを逆さにして水を排出
🚨 できるだけ早く乾燥させる(24時間以上)
🚨 内部に浸水した場合は、自己処理せず修理に出す


まとめ:水濡れ対策を徹底しよう!

パソコンの水濡れトラブルは、一瞬の不注意で発生し、大きな損害につながる可能性があります。しかし、事前の対策をしっかり行えば、リスクを最小限に抑えることができます。

💡 飲み物はPCの近くに置かない
💡 キーボードカバーや撥水コーティングで保護する
💡 雨の日の持ち運びには防水バッグを活用する
💡 電源周りの水濡れにも注意する
💡 定期的にデータをバックアップしておく

しっかりと対策をして、大切なパソコンを水から守りましょう!

東京秋葉原店