こんにちはパソコンシェルジュ秋葉原店です。
パソコンの動作性能に関わってくる要素であるCPUとメモリー。
どちらも性能がいいことに越したことはありませんが、既にあるパソコンの性能をあげるためには買い替えが必要だったりもしますね。
ですがCPUは値が張るものです。そう簡単には手が出せません。
簡単にPCの性能を向上させる方法として、一般的なものがメモリー増設ですが、増設してPCが動かなくなることもあります。
今回はメモリー増設によって動かなくなる原因を解説します。
メモリー増設を行った際に動かなくなる第一の原因は、相性のトラブルです。
機械同士にも相性というものがあり、これが合っていないと上手く認識してくれません。
しかし、メジャーチップと呼ばれるメモリーを用いて増設する場合などだと、ほとんど起きません。
ではどういった状態で発生するトラブルなのでしょうか?
答えは簡単です。メジャーチップ以外のメモリーを用いた場合です。
メモリーといえばバッファロー製が有名ですが、その理由も高い品質とメジャーチップであるからです。
メーカー製パソコンや自作パソコンに増設する時に、相性の問題でメモリーが認識されず、起動しないといった事態は珍しくありません。
メモリーとパソコンの規格があっているか確認しましょう。メモリーにも種類があります。
そして機械は相性の他にもそもそも適合する規格というものが決められており、正しい規格にそった機器でなければそもそも認識しません。
最近では、低電圧対応のメモリーでないと、使用できない場合もありますので、注意が必要です。
そのため、メモリー増設の際はまず対応メモリーかどうかを確認する必要があります。
メーカー製パソコンは搭載しているメモリーのメーカーを参照し、自作パソコンなら使用するマザーボードに対応した規格を見つけましょう。
BIOSの設定によるトラブルもよくあります。
BIOSとはバイオスと言い、自作PCに関する経験や知識のある方ならご存知だと思います。
これはOSではなくPC側、マザーボードに搭載されているプログラムで、OSを介さずにハードウェアやマウスなどの管理を行うことができます。
装着そのものがちゃんとできていないというトラブルもよくあります。
例えばメモリーを差す際にスロットに埃が入っていたり、しっかりと認識するまでハマっていなかったりというミスなどです。
起動しないと思ったら、まずちゃんと接続できているかを確認しましょう。
メモリーやパソコンは機械なので、製造段階で何らかの不良が発生している事もありえます。
俗に言う初期不良ですが、それによって起動しなくなったり、ブルースクリーンエラーが発生したりします。
この不良トラブルはメモリーとスロット両方にありえる事で、どちらの不良であるかは複数スロットがある場合であれば簡単に判別できます。
どちらかのスロットで認識できるのであれば、認識しないスロットが故障しているという事になり、どちらのスロットも反応しないのであれば、メモリー側が故障しているということになります。