パソコンシェルジュ川崎店です。
本日は、パソコンを水に濡らしてしまった時の対処法を1つ紹介します。
バッテリーを外して安全確保:ショートのリスクを防ぐ方法
パソコンの電源を切った後、可能であればバッテリーを取り外すことが非常に重要です。特にノートパソコンにおいては、バッテリーが電力の供給源となっており、これを取り外すことで内部の電子部品への電流を完全に断ち切ることができます。バッテリーが接続されたままだと、内部で微弱な電流が流れ続け、液体が部品間に広がることでショートを引き起こしやすくなります。バッテリーを取り外すことにより、ショートのリスクを大幅に減らし、内部の基板や部品がさらなる損傷を受けるのを防ぐことができます。
近年のノートパソコンはデザインが洗練されるにつれて、バッテリーが内蔵型となり簡単に取り外せないモデルが増えています。この場合は、無理に分解せず、できるだけ早く専門の修理業者に持ち込むことが推奨されます。分解には専用の工具が必要であり、誤った方法で開けようとすると、保証が無効になるだけでなく、内部の損傷をさらに悪化させるリスクがあります。内蔵バッテリーの場合でも、電源を切るだけでなく、液体が内部に浸透しないよう迅速な次の対策を講じることが重要です。
もしバッテリーの取り外しが可能な場合、その方法はパソコンの取扱説明書やメーカーのウェブサイトで事前に確認しておくと良いでしょう。普段から取り外し方を把握しておくことで、緊急時に落ち着いて対処することができます。バッテリーを取り外した後は、静電気防止のためにゴム手袋などを装着し、バッテリーを安全な場所に保管します。また、バッテリー自体にも水がかかっている場合は、乾いた布で表面を拭き取り、乾燥した環境で自然に乾かすようにしましょう。
バッテリーを外すことで一時的にパソコンの安全性を確保できるものの、長期的には専門業者の点検が必要です。バッテリーは電力を供給するだけでなく、電圧の変動を安定させる役割も果たしています。そのため、液体がバッテリーに直接かかった場合、内部の化学物質が反応を起こし、発熱や爆発の危険性も考えられます。バッテリーの取り外し後は安全を確保するため、業者による専門的なクリーニングや点検を受けることが望ましいです。
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