パソコンが電源は入るけど画面が真っ暗!原因と解決策を解説

パソコンシェルジュ仙台長町店です。

本日は、パソコンが電源は入るけど画面が真っ暗!原因と解決策を解説について紹介します。

パソコンの電源は入るのに、画面が真っ暗なままというトラブルは、非常に困惑する問題のひとつです。この現象にはさまざまな原因が考えられますが、適切に対処すれば、多くの場合は解決可能です。ここでは、よくある原因とその解決策を解説します。

1. 接続の確認(デスクトップの場合)

デスクトップパソコンでは、モニターが正しく接続されていないことが原因で画面が表示されないことがあります。モニターとパソコンをつなぐケーブル(HDMI、DVI、VGAなど)が緩んでいたり、接触不良を起こしている可能性があります。

解決策: モニターの電源が入っているか確認し、ケーブルがしっかり接続されているか再度チェックしましょう。別のケーブルやポートを試すことも有効です。また、別のモニターに接続してみると、モニター自体の故障かどうかを確認できます。

2. グラフィックカードの問題

特に外付けのグラフィックカードを使用している場合、グラフィックカードの不具合や接続不良が原因で、画面が表示されないことがあります。高負荷の作業をしている途中で突然画面が消えた場合、GPUが過熱している可能性も考えられます。

解決策: パソコンの電源を切り、グラフィックカードを一度取り外してから再度しっかり差し込みます。また、可能であれば内蔵グラフィック(オンボード)に切り替えて正常に表示されるか確認しましょう。内蔵GPUで問題なく動作する場合は、グラフィックカードの交換が必要になるかもしれません。

3. メモリ(RAM)の問題

メモリが正しく挿入されていない場合や故障している場合、画面が真っ暗になることがあります。パソコンが起動しようとしても、メモリが正常に機能していないと、BIOSすら読み込まれず、画面に何も表示されません。

解決策: メモリを取り外して掃除し、再度しっかりと挿入してから起動を試してみます。複数のメモリスロットがある場合は、1枚ずつ差し込んでテストすることで、問題のあるメモリを特定できます。

4. BIOS設定のリセット

BIOSの設定に誤りがある場合や、アップデート中に問題が発生した場合、画面が真っ暗なままになることがあります。特に、設定が変更されたり、外部デバイスが優先起動デバイスとして選ばれていると、システムが正しく起動しないことがあります。

解決策: BIOS設定をリセットするため、パソコンの電源を切り、再起動時に「F2」や「Delete」キーを押してBIOSに入ります。「デフォルト設定に戻す」オプションを選択し、再起動して問題が解決するか確認します。

5. ディスプレイのバックライトやケーブルの故障

ラップトップの場合、画面自体が表示されていても、バックライトが故障しているために何も見えないということがあります。また、内部のディスプレイケーブルが接続不良を起こしている場合も、画面が真っ暗になることがあります。

解決策: 外部モニターに接続して映像が出るか確認することで、バックライトやケーブルの問題かどうかを判断できます。外部モニターで正常に表示される場合は、内蔵ディスプレイに問題があるため、修理が必要です。

6. 過熱によるシャットダウン

パソコン内部が過熱している場合、画面が真っ暗になり、システムが自動的にシャットダウンすることがあります。特に冷却ファンや排気口にホコリが溜まっていると、パソコン内部の温度が上がり、システム保護のために画面が消えることがあります。

解決策: パソコンの冷却ファンや内部のホコリを掃除し、適切に冷却されていることを確認します。定期的なクリーニングで、過熱による問題を防ぐことができます。

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パソコンが電源は入るのに画面が真っ暗になる場合、さまざまな原因が考えられます。接続不良からハードウェアの故障まで、段階的に原因を特定し、適切な対処を試みることで、多くの場合は解決できるでしょう。それでも問題が解決しない場合は、専門業者に相談することをおすすめします。

パソコンシェルジュでは、無料見積もりを承っておりますのでお気軽にお問い合わせください。

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