本日は、パソコンが起動しない!考えられる原因と対処法について紹介します。
仕事やプライベートで使おうとしたパソコンが、突然**「起動しない」**状態になった――
そんな経験、ありませんか?
電源ボタンを押しても反応がない、ロゴ画面のまま進まない、真っ暗なまま何も表示されない…
パソコンのトラブルの中でも、「起動しない」という症状は非常に不安になります。
そこで今回は、パソコンが起動しないときに考えられる原因と、自分でできる対処法をわかりやすく解説します。
◆ まず確認!どの「起動しない」状態?
パソコンが起動しないといっても、実は症状は様々です。まずは自分の状況を整理してみましょう。
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電源が全く入らない(ランプも無反応)
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電源は入るが画面が映らない(真っ黒・ファン音だけ)
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メーカーのロゴは出るが、その後進まない(フリーズ)
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ログイン画面までは進むが途中で止まる・再起動を繰り返す
 
それぞれ原因が異なるため、状態別に対処法を見ていきましょう。
◆ ケース①:電源が入らない
考えられる原因:
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ACアダプターやコンセントの不良
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バッテリーの劣化
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マザーボードなど内部部品の故障
 
対処法:
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別のコンセントに差し替えて試す
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ACアダプターのランプが点灯するか確認
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ノートPCの場合はバッテリーを一度外し、AC電源のみで起動を試す(可能な場合)
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デスクトップの場合は電源ケーブルや電源ユニットの異常も視野に入れましょう
 
それでも反応がない場合は、ハードウェアトラブルの可能性が高く、専門業者への相談が必要です。
◆ ケース②:電源は入るが画面が映らない
考えられる原因:
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ディスプレイの不良
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メモリの不具合
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グラフィック関連のトラブル
 
対処法:
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明るい場所で、うっすらロゴや文字が見える場合はバックライト故障の可能性あり
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外部モニターに接続して表示されるか確認(映れば液晶の不良)
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一度強制シャットダウン(電源長押し10秒)→再起動してみる
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メモリ増設をした直後なら、一度外して起動を試す
 
◆ ケース③:ロゴ画面から進まない・止まる
考えられる原因:
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起動ディスクの破損
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WindowsやMacOSのシステムエラー
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周辺機器の影響
 
対処法:
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USBメモリやSDカード、外付けHDDなど、周辺機器をすべて外して再起動
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Windowsの場合、「自動修復」画面に入れるか確認
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Macの場合、「セーフモード(Shiftキー押しながら起動)」で立ち上がるか確認
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セーフモードで立ち上がるなら、そこから修復や復元を試みる
 
OSの修復が必要な場合は、インストールディスクや回復ドライブがあれば修復可能です。
◆ ケース④:再起動ループ・ログインできない
考えられる原因:
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システムファイルの破損
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ウイルス感染
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ストレージの障害(SSDやHDD)
 
対処法:
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Windowsなら「スタートアップ修復」や「システムの復元」を実行
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Macなら「macOSユーティリティ」からOSの再インストールを検討
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再起動を繰り返す場合はウイルス感染やHDD故障の可能性もあるため、無理に操作せずデータ保護を優先しましょう
 
◆ 無理な操作で悪化する前に
特に注意したいのは、自己判断で分解・初期化してしまうこと。
大切なデータが残っている場合や、仕事用PCである場合は、まずは現状維持で専門店に相談することをおすすめします。
パソコンシェルジュ秋葉原店では、
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起動不良の無料診断
 - 
データを残したままの修理
 - 
ハード・ソフト両面からのトラブル対応
に対応しています。 
◆ まとめ
パソコンが起動しないというトラブルは、突然やってきます。
ですが、状態を正しく見極め、焦らず一つずつ対処することで、原因が明らかになり、解決へとつながります。
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まったく電源が入らない → 電源系・基板の故障かも
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ロゴから進まない → システム・ストレージの問題の可能性
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画面が映らない → 液晶・メモリ・ドライバの不具合
 
まずは冷静に切り分けを行い、状況に応じて正しい対応をとることが大切です。
大切なデータを守るためにも、「おかしいな」と思ったら早めの相談を。

