こんにちはパソコンシェルジュ秋葉原店です。
パソコンを使っていると、買ったばかりの頃は快適だったのに最近はなんだか動作が遅く感じる、という方が多くいらっしゃるはずです。
そのため、今回はご自身でパソコンの診断が出来るよう、パソコンの重くなる原因のうち頻度の高いものをピックアップしていきます。
HDD(ハードディスクドライブ)の故障
頻度が高く、かつ修理の大変な症状です。
HDDはパソコンのデータを記録しておく装置のため、これが不調になるとデータの読み取りに時間がかかるようになり、結果動作が遅くなります。
HDDはモーターが内蔵されているため、壊れ方にもよりますが、状態が悪くなってくると異音がする場合があります。
このとき、状態が悪いまま使い続けますと症状がどんどん悪化し、復旧も難しくなっていきますので、PCから異音がする場合は使用をやめていただいたほうがよいでしょう。
メモリの容量不足
メモリはパソコンの動作において、よく机の大きさに例えられ、これが大きいほど動作に余裕がでます。
容量の目安としてはWindows vista以降のパソコンでは2GBでは動作ぎりぎり、4GB以上あればofficeやブラウジング程度の作業では困ることは無いでしょう。
ここ数年に発売されたパソコンであれば容量不足ということは少ないと思われますが、古いパソコンでOSをアップデートして使い続けている方は注意が必要です。
バックグラウンドでプログラムが高負荷をかけている
普段ユーザーの見えないところでプログラムが動作していることをバックグラウンドでプログラムが動いていると言います。
パソコンの発熱
デスクトップ、ノート、一体型と種類を問わずほとんどのパソコンにはファンが付いています。
そのため、空気を吸気していることで、パソコン内部にはホコリが溜まっていきます。
そうして空気が流れなくなりパソコンの発熱が大きくなると、動作が重くなるだけではなく、パソコンが突然シャットダウンするなど熱暴走を起こします。
ホコリの除去には分解を必要とする場合が多いため、ご自身でクリーニングするのは避けたほういいかもしれません。
また、主にデスクトップ向けの対策になりますが、床に直で置くとホコリを吸い上げやすくなりますので、多少高さのあるところに置いたほうがいいでしょう。