本日は、パソコンが壊れた!でも焦らない「最初にやるべきこと」リストについて紹介します。
仕事やプライベートで毎日のように使うパソコン。そんな大切なパソコンが突然動かなくなったとき、誰でも焦ってしまうものです。しかし、焦って自己流の対応をすると、症状を悪化させたり、大切なデータを失ってしまったりする恐れもあります。
この記事では、パソコンが壊れたときに**「最初にやるべきこと」**をわかりやすく解説します。順を追って冷静に対処すれば、復旧の可能性は高まります。
1. 落ち着いて電源の状態を確認する
「パソコンがつかない」と思っても、実は電源ケーブルが抜けていたり、コンセントが差し込まれていなかったりすることがあります。まずは以下のポイントを確認しましょう。
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ノートパソコンならバッテリー残量があるか
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電源コードやACアダプターが正しく接続されているか
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延長コードやタップのスイッチがONになっているか
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デスクトップPCなら、電源ユニットのスイッチが入っているか
この段階で単純な接続ミスや電源の問題が原因であれば、すぐに復旧する可能性があります。
2. 画面が映らないだけ?モニターや明るさ設定を確認
パソコン本体が動いているように見える場合は、画面側のトラブルである可能性もあります。
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ディスプレイの電源が入っているか
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ノートPCなら、明るさ設定が極端に下がっていないか
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外部モニターに接続している場合、ケーブルや切り替え設定の確認
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HDMIなどの出力端子に異常がないか
画面が映らない=完全に故障、とは限りません。まずは視覚的な誤作動も疑いましょう。
3. 異音・異臭がないか確認する
内部パーツの故障やショートが起きている場合、「カチカチ音」「ブーンという異常音」「焦げ臭い匂い」などが発生します。もし異音や異臭がした場合は、すぐに電源を切りましょう。
そのまま通電させるとさらなる故障の原因になるだけでなく、最悪の場合は発火などの危険性もあります。
4. USB機器や周辺機器をすべて外す
USBメモリや外付けHDD、プリンタなどの周辺機器が原因で起動しないケースもあります。すべての外部機器を外し、最小構成で起動を試みてみましょう。
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ノートPCはACアダプターのみ接続
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デスクトップはキーボードとマウスのみで起動
それでもダメな場合は、ハードウェアの不具合やOSの問題の可能性が出てきます。
5. 「黒い画面+カーソル」など症状をメモする
エラーメッセージや挙動をしっかり記録しておくことで、後の診断に役立ちます。たとえば、
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「黒い画面に白いカーソルだけ表示される」
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「BIOSの画面までは表示される」
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「起動途中で再起動がループする」
といった症状を控えておくと、修理業者やメーカーサポートに問い合わせる際にスムーズです。
6. データを守るために強制操作は避ける
「なんとかして起動させたい」と思って、自己判断で初期化を試みたり、強制的に何度も再起動したりするのは非常に危険です。
データを守りたい場合は、無理な操作を避けることが大前提です。特に業務用パソコンや会社支給のPCであれば、社内規定に従いましょう。
7. 修理か買い替えかの判断を冷静に行う
ある程度落ち着いたら、「修理」か「買い替え」かを検討しましょう。目安としては、
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5年以上前のモデル → 買い替えを検討
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高額な修理費用がかかる → 新品との比較で判断
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大切なデータが入っている → データ復旧サービスを利用
慌てず段階的にチェックしよう
パソコンが突然壊れると誰でも不安になりますが、落ち着いて一つずつ確認することで、意外と簡単な原因が見つかることもあります。今回ご紹介した「最初にやるべきこと」リストを参考に、焦らず冷静に対処しましょう。
それでも解決しない場合は、信頼できる修理専門店に相談するのが最善策です。パソコンシェルジュでは、無料見積もりを承っておりますのでお気軽にお問い合わせください。