パソコンがフリーズした時の強制終了方法

パソコンシェルジュ石川白山店です。

本日は、パソコンがフリーズした時の強制終了方法について紹介します。

パソコンがフリーズした場合、通常は「Ctrl + Alt + Delete」キーを押してタスクマネージャーを開き、問題のあるアプリケーションを終了させるのが一般的な対処法です。しかし、場合によってはタスクマネージャーすら開けない状況も発生します。そんな時、どのように強制終了すればよいのでしょうか?ここでは、タスクマネージャーが使えない場合の強制終了方法について解説します。

1. 最初に試すべき操作:キーボードショートカット

タスクマネージャーが応答しない場合でも、いくつかのキーボードショートカットを試して、システムの反応を確認することができます。たとえば「Ctrl + Shift + Esc」を使うと、直接タスクマネージャーを呼び出せることがあります。また「Alt + F4」を押して、現在表示されているウィンドウやアプリケーションを終了させることも可能です。

これらのショートカットが機能すれば、フリーズしたアプリケーションやプロセスを閉じることで、システムの復旧を試みることができます。

2. 電源ボタンによる強制終了

キーボードショートカットが機能せず、画面も完全にフリーズしてしまった場合、次に試すべき方法は電源ボタンを使った強制終了です。電源ボタンを5〜10秒間長押しすることで、パソコンを強制的にシャットダウンさせることができます。

ただし、この方法はパソコンのハードウェアに負担をかける可能性があるため、頻繁に行うべきではありません。強制終了後は、起動時にエラーチェックが行われることもあるため、データの損失やシステムの不具合が発生するリスクも考慮する必要があります。

3. 電源コードを抜く(デスクトップの場合)

デスクトップパソコンを使用している場合、電源ボタンが反応しない時には、電源コードを抜いて電源を強制的に切ることができます。この手段は最終的な手段として使用すべきで、通常の電源オフ操作がどうしてもできない場合にのみ試みるべきです。

ノートパソコンの場合は、バッテリーを取り外すことで同様の効果が得られますが、最近のモデルではバッテリーが取り外せないものが多いため、電源ボタンの長押しを試す方が一般的です。

4. BIOSリセットを試す(高度な方法)

電源ボタンを使ってもシステムが応答しない場合、BIOSの設定に問題がある可能性があります。BIOSリセットを試みることで、ハードウェアレベルでの設定をデフォルトに戻し、システムの安定性を取り戻せることがあります。具体的な方法は、パソコンのモデルやメーカーによって異なるため、マニュアルを参照してください。

5. 再起動後のチェックと予防策

強制終了後、パソコンが再起動したら、まずシステムのチェックを行い、エラーメッセージや警告がないか確認します。また、定期的にシステムのバックアップを行っておくことや、必要に応じてアップデートを確認し、ソフトウェアやドライバーが最新の状態であることを確認することも重要です。

フリーズが頻発する場合は、原因を特定するためのハードウェア診断やメモリチェックを行うことも検討してください。


以上の方法で、タスクマネージャーが使えない時の強制終了の手段をいくつか紹介しました。パソコンのハードウェアやソフトウェアに負担をかけないよう、なるべく正規の手順で問題を解決することが望ましいですが、緊急時にはこれらの方法を活用してシステムをリセットしてください。

パソコンシェルジュでは、Macやsurfaceなど様々な機種の修理を承っておりますのでお気軽にお問い合わせください。

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