パソコンシェルジュ溝の口店です。
今日はパソコンから音が出なくなってしまった際の対処方法をお教えします。
普段使っているパソコンで、ゲームや音楽、動画などを楽しんでいたら、急に音が出なくなった経験はありませんか?
実は音が出ないトラブルはそれほど珍しいことではありません。
対応方法さえ分かれば解決するケースが多いです。
ということで行ってみましょう!
パソコンの音のトラブルでよくあるケースと、原因、対処法をご紹介します。
また、自分でトラブルが解消できず専門業者に修理を依頼する際の注意点も見ていきましょう。
パソコンから音が出ないトラブルの多くは、接続ミスや設定などのちょっとした原因によるものが多く、自分で対処することが可能です。
まずは、音が出なくなったときに確認する5つのポイントと、パソコンにあまり詳しくない人でも可能な対処方法をご紹介します。
1.パソコン本体やディスプレイなどの音量調節を確認する
パソコンには音量調節でミュート(消音)機能があります。
ミュート設定をするとパソコンから音が出なくなるため、まずは音量調節の確認をしてください。
WindowsやMacのタスクバー上にあるサウンドアイコンに、赤字で「×」などのマークがついている場合はミュートの状態です。
クリックしてミュートを解除しましょう。
外付けのスピーカーや、音量調節機能付きのイヤホンを使っている場合はどちらも確認してください。
また、パソコンの起動音や警告音は聞こえるのに、動画などを再生するときだけ音が出ないというトラブルもあります。
このような場合は再生に使うアプリ側の音量調節がミュートになっていないか確認しましょう。
2. ケーブル類の状態と配線を確認する
音量調節の確認をして問題がない場合、外付けスピーカーやヘッドフォンなどの接続に問題がある可能性があります。
正しい位置に端子が接続されているか確認しましょう。
また、ホコリ等で汚れている場合は拭き取って再接続をお試し下さい。
3. 再生デバイスを確認する(HDMI機器を接続している場合など)
外付けモニターなど、外部出力機器を含む複数の再生デバイスが存在し、かつ正しい再生デバイスが選択されていないケースもあります。
中でもよくあるのが、パソコンと外付けモニターをHDMIケーブルで接続しているケースです。
HDMIは映像だけでなく音声も出力する規格であり、これを接続しているためにモニターが再生デバイスとして自動的に設定されている場合があります。
モニターからではなく外付けスピーカーなどから音を出したいときなど、再生デバイスを目的の機器に切り替える必要があります。
Windowsでは、サウンドアイコンから「再生デバイス」を選択するか、コントロールパネルからサウンドを表示して、どの再生デバイスが選択されているかを確認してください。
現在選択されているデバイスにはチェックマークが付いています。使いたい再生デバイスを選んで設定し直しましょう。
なお、Macの場合はサウンドアイコンから直接、再生デバイスを切り替えることができます。
4. サウンドドライバーを確認する
ここまでの確認事項で問題がなかった場合、サウンドドライバーが古いか、破損しているなどの可能性があります。
Windowsでサウンドドライバーを確認するには「コントロールパネル」から、デバイスマネージャーを開きます。ここから「サウンド、ビデオ、およびゲームコントローラー」の項目を確認しましょう。
サウンドドライバーに「!」や「?」のマークが付いている場合は、エラーが発生している状態です。
サウンドドライバーを修復するために、再インストールしましょう。
Windowsの場合は、サウンドドライバーのプロパティを表示し、ドライバーのアンインストールを選択。削除ができたら、パソコンを再起動しましょう。再起動することで、自動で再インストールが開始されます。
パソコンの扱いに不慣れで、デバイスマネージャーの修復操作に不安がある方は、メーカーや専門業者などに相談されることをおすすめします。
さて、パソコンから音が出なくなった際の対処方法を書かせていただきましたが、いかがでしたでしょうか。
少しでもお役にたてれば幸いです。
パソコン修理はパソコンシェルジュ溝の口店にお任せください。