ハードディスクの交換!OSの再インストール方法

こんにちはパソコンシェルジュ秋葉原店です。

データの容量が限界になってしまったり、ハードディスクが壊れてしまったりしたときはハードディスクの交換を検討したいところです。しかし、パソコンに詳しくない人からすると具体的にどのようにすればよいのか、わからないかもしれません。本記事ではハードディスクを交換する理由とメリット、交換後にあるOSの再インストール方法などを説明します。

ハードディスクは消耗品なので寿命がある

ハードディスクには、ディスクをスムーズに回転させる役割を担う「ライナー」という潤滑剤がついています。この潤滑剤が十分な状態であれば、ハードディスクは壊れにくいでしょう。しかし、ライナーがすり減っていくと、ハードディスクのヘッドが磁気の面と接触しやすくなり、故障へ繋がりやすくなります。ハードディスクの寿命のカギを握るのは、ライナーという潤滑剤であることを覚えておいてください。

ハードディスクが寿命を迎えるとどうなるか

ハードディスクの寿命が近くなると、パソコンの起動が遅くなったり、読み込みや書き込みの速度が遅くなったりします。パソコンが異常に熱くなったり、突然フリーズしたりしたときも要注意といえるでしょう。以前は聞こえなかった異音が鳴りだした場合も、ハードディスクが故障する前兆かもしれません。症状が末期になると、パソコンがまったく起動しなくなるケースもあるでしょう。ハードディスクが壊れてしまうと、データの欠損や消失が起きる可能性があります。データが消えてしまったとしても、修理の専門業者に依頼すれば復旧できるかもしれませんが、それは状態次第です。ハードディスクの壊れ方によっては、データが戻ってくる保証はありません。

新しく購入するハードディスクの性能は?

ハードディスクを新しく購入する際には、回転数を考慮するようにしましょう。ハードディスクの回転数は7200rpmと5400rpmの2パターンが存在します。rpmとは1分間あたりの回転数を示す単位です。7200rpmは回転速度が高速なぶん、処理速度も高速です。しかし、価格が高い傾向があり、消費電量も大きくなるでしょう。回転時の音も、5400rpmより少しうるさいかもしれません。5400rpmは処理速度が7200rpmよりも劣るものの、大容量でも安く購入ができて、消費電力も比較的小さいのが特徴です。

ハードディスクの交換方法

ハードディスクの交換をするためには、パソコンを分解しなくてはならないケースも多いです。パソコンに詳しくない人からすると、少しハードルが高い作業といえるでしょう。しかし、ハードディスクはパソコンのパーツのなかで交換がしやすい部類に入ります。付けたり外したりするのが前提の作りになっているので、慣れている人であれば、そこまで難しい作業ではありません。さらに、故障する頻度も高いため、自分で交換ができるようになっておけば、なにかと便利な場面が多いでしょう。

リカバリディスクを使ったインストール(初期化)

パソコンを購入時、リカバリディスクが付属品でついてきたり、オプションで別途つけられたりする場合があります。もし、リカバリディスクがあれば、これを利用してOSの再インストールをしてみましょう。まず、リカバリーディスクをパソコンにセットし起動しましょう。すると、いろいろと手順が指示されるので、その内容に従って操作していきます。内容はメーカーによって異なるため、心配な点があれば、ホームページのヘルプや取り扱い説明書を参考にするようにしてください。