ノートパソコンのキーボードが打てない原因と簡単な解除方法

パソコンシェルジュ溝の口店です。

本日は、ノートパソコンのキーボードが打てない原因と簡単な解除方法について紹介します。

ノートパソコンを使用中にキーボードが突然反応しなくなることは、誰にとっても困った状況です。このトラブルの原因は多岐にわたり、設定ミスや物理的な問題、ソフトウェアの不具合までさまざまです。ここでは、主な原因と簡単な対処法を解説します。

1. キーボードのロック設定

意図せずにキーボードがロックされている場合があります。多くのノートパソコンには、特定のキー操作でキーボードをロック・アンロックする機能があります。
対処法

  • 「Fn」キーと「NumLock」キーの組み合わせを試してみてください。機種によっては「Fn」+「F1~F12」キーを押すことで解除される場合もあります。取扱説明書を確認するのも有効です。

2. ドライバの不具合

キーボードが正常に動作しない原因の一つとして、ドライバの問題が考えられます。更新やインストールエラーが発生すると、入力が受け付けられなくなることがあります。
対処法

  • 「デバイスマネージャー」を開き、キーボードのドライバを確認します。「更新」または「削除後に再起動」を行い、再インストールしてください。

3. ソフトウェアの影響

特定のソフトウェアやシステムのバグによってキーボードが無効化される場合があります。
対処法

  • 一度パソコンを再起動し、問題が解消されるか確認してください。それでも改善しない場合は、システムの「セーフモード」で動作を確認します。セーフモードで正常に動作する場合、インストール済みのソフトウェアが原因の可能性があります。

4. 物理的な損傷や汚れ

キーボード内部の故障や、ほこり・水分の侵入による接触不良も一般的な原因です。
対処法

  • キーボード表面を掃除し、エアダスターで内部のほこりを吹き飛ばします。水分が原因の場合は、パソコンの電源を切り、乾燥させてから再起動してください。

5. 外部デバイスとの競合

外部のUSBキーボードや周辺機器が接続されている場合、内蔵キーボードが無効化されることがあります。
対処法

  • 外部デバイスを一度取り外してから動作を確認してください。それでも解決しない場合は、BIOS設定を確認し、内蔵キーボードが有効になっているかチェックします。

6. BIOSやファームウェアの問題

システムレベルの設定が原因でキーボードが動作しないケースもあります。
対処法

  • パソコンを再起動し、起動時に「F2」や「Delete」キーを押してBIOS画面にアクセスします。BIOS設定でキーボードが無効化されていないか確認し、必要に応じてリセットします。

7. 最終手段:修理または交換

上記の対処法で改善しない場合、キーボード自体の故障が考えられます。この場合は専門業者に修理を依頼するか、外付けキーボードで代替することを検討してください。

無料見積もり・ご予約はこちらから

ノートパソコンのキーボードが反応しない原因は、設定ミスやソフトウェア、物理的な問題までさまざまです。それぞれの原因に応じた対処法を試すことで、多くのケースは解決可能です。それでも改善しない場合は、プロのサポートを受けることをおすすめします。