本日は、ウイルス感染を発見したらすぐ実行!修復作業のチェックリストについて紹介します。
ウイルスに感染したことを発見した際には、すぐに対処を始めることが重要です。迅速な対応がパソコンやデータを守る鍵となります。以下に、ウイルス感染を発見したら実行すべき修復作業のチェックリストを紹介します。
1. インターネット接続を切断する
ウイルスがネットワークを通じて拡大したり、データを外部に送信したりする可能性があるため、最初にインターネット接続を切断しましょう。Wi-Fiを無効にするか、Ethernetケーブルを抜いてネットワークから切り離します。
2. セーフモードでパソコンを起動する
セーフモードでは、最低限の必要なプログラムしか実行されず、ウイルス活動を抑えることができます。パソコンの起動時に「F8」キーを押し、セーフモードを選択します。この状態でウイルススキャンを実行することで、より効果的にウイルスを検出し、削除することができます。
3. アンチウイルスソフトでフルスキャンを実行
ウイルス駆除には、インストールしているアンチウイルスソフトを使用して、パソコン全体をスキャンすることが基本です。スキャンの前に、ソフトウェアのウイルス定義が最新の状態になっているか確認しましょう。スキャンが完了したら、検出されたウイルスやマルウェアを削除または隔離します。
4. 感染したプログラムやファイルを削除する
ウイルスによって感染したプログラムやファイルを特定し、削除します。特に怪しいアプリケーションやファイルは、手動で削除することが重要です。パソコンの「プログラムの追加と削除」や「コントロールパネル」から、怪しいプログラムをアンインストールすることを検討してください。
5. システム復元を試みる
ウイルスが深刻な影響を与えている場合や、アンチウイルスソフトで完全に削除できない場合には、システム復元を試みることが有効です。システム復元を利用すると、パソコンを感染する前の状態に戻すことができる場合があります。復元ポイントが作成されていれば、これを使用してウイルスの影響を最小限に抑えることができます。
6. パスワード変更とセキュリティ対策
ウイルスが感染している間に個人情報やパスワードが盗まれている可能性があります。そのため、ウイルスが駆除された後は、すべての重要なアカウントのパスワードを変更しましょう。特に、銀行口座やオンラインショップ、SNSアカウントなど、機密性の高い情報を扱うアカウントのパスワードは即座に変更します。
7. データのバックアップを確認する
ウイルス感染後にはデータ損失のリスクがあるため、重要なファイルをバックアップしておくことが大切です。バックアップは定期的に取っておくことをお勧めしますが、感染後にバックアップを取る場合、ウイルスがバックアップデータに含まれていないか確認しましょう。
8. 今後のウイルス対策を強化する
感染後は、ウイルス対策を強化することが必要です。以下のような対策を講じると、将来の感染リスクを減らすことができます。
- 定期的なウイルススキャンを行う
- ソフトウェアやオペレーティングシステムを最新の状態に保つ
- 不審なリンクやメールの添付ファイルを開かない
- ファイアウォールを有効にして外部からの攻撃を防ぐ
無料見積もり・ご予約はこちらから
ウイルス感染を発見した場合、まずはインターネット接続を切断し、セーフモードで起動してからアンチウイルスソフトでスキャンを行いましょう。感染したプログラムやファイルの削除、パスワード変更、システム復元などを行い、感染拡大を防ぎます。感染が修復できた後も、今後の予防策として、定期的なスキャンやソフトウェアのアップデートを忘れずに行うことが重要です。