【パソコン修理】ブルースクリーンの応急処置

パソコンシェルジュ溝の口店です。

皆様はブルースクリーンという言葉をしってますか?

 

読んで字の如くですが、青い画面になり起動ができなくなってしまうという症状です。

完全に真っ青というわけではないですが、
青い画面に白い文字が埋め尽くされてしまうことを、ブルースクリーンと言います。

ブルースクリーンは何かしらのエラーが内部で起きた時に表示され、基本的には作業内容は失われて再起動をすることになります。

そしてこのブルースクリーンは実に厄介なところで、1回で終わらず何度も頻発してしまうことも多いです。

頻繁に作業内容が失われてしまうようでは、パソコンを安心して使えません。

 

ブルースクリーンが頻発する場合は原因を見極め、適切な対処を行いましょう。

ブルースクリーンが何度も表示される場合は、必ず原因があります。

 

 

①接続機器やドライバーに不具合がある

パソコン内部のソフトや接続している機器が原因で、ブルースクリーンが出てしまっている可能性があります。

接続しているUSBメモリやマウスなどを一旦全て外し、再起動してみましょう。

Windowsの場合は、「デバイスマネージャー」リスト内にあるマウスやソフトウェアデバイスなどのドライバーを更新したり、インストールし直したりすればブルースクリーンが出なくなるケースもあります。

 

 

②OSやアプリケーションのバージョンが原因で不具合が発生している

OSや使っているアプリケーションが原因でブルースクリーンになっている場合は、アップデートで解決できる可能性があります。

SNSなどを調べてみて同じトラブルに悩まされている声が多かった場合は、OSやアプリケーションに問題がある可能性が高いです。

特定のアプリケーションを使っている際にブルースクリーンになる場合も、アプリケーション側の問題と考えられます。

アップデートファイルが配布されている場合はアップデートを適用、アップデートデータがない場合は配布まで待ちましょう。

 

 

③特定のアプリケーションの調子が悪い

いつも同じソフトを使っていてブルースクリーンになる場合は、アプリケーションに問題が発生していると考えられます。

一旦アプリケーションをアンインストールして、インストールし直してみましょう。

 

 

④ウイルスに感染している場合はセキュリティソフトで除去する

ウイルスに感染したパソコンは正常に動作しなくなってしまうため、ブルースクリーンの頻発もウイルスが原因である可能性があります。

ウイルスバスターやノートン、カスペルスキーなどのセキュリティソフトを使ってウイルスを検索し、見つかった場合は指示に従って除去を行いましょう。

ウイルスは周りに広まって自分以外の人にも迷惑をかけてしまう恐れがあるため、放っておくのはとても危険です。

 

 

⑤どうしてもブルースクリーンが出続ける時の最終手段

ここまで解説した対処法を用いてもブルースクリーンが出てしまう場合の、最終手段としての対処法はこちらです。

少々手間のかかる作業になりますが、試してみてください。

高速スタートアップをオフにする(Windows10)
Windows10では素早くOSを起動できる「高速スタートアップ」という機能がありますが、高速スタートアップが内部のトラブルを引き起こしてしまうケースもあります。

Windows10ユーザーの方は以下の手順で高速スタートアップをオフにして、ブルースクリーンが出ないようになるか確認してみてください。

1.設定画面を開き、「システム」→「電源とスリープ」→「電源の追加設定」→「電源ボタンの動作を選択する」と進んでいく

2.「現在利用可能ではない設定を変更します」を適用する

3.高速スタートアップをオフにする

必要なデータのバックアップ後に初期化してみる
パソコンを一度初期化すれば内部のトラブルが解消され、ブルースクリーンが出なくなることもあります。

必要なデータを外付けのHDDなどに移してから、初期化を行ってみましょう。

Windows10では設定の「更新とセキュリティ」→「回復」→「このPCを初期状態に戻す」から、データを初期化できます。

 

ここまでに紹介した方法でどうしても解決できなかった場合は、パソコンのメーカーや修理業者に問い合わせてみましょう。

もちろん当店でもご対応しておりますので是非ご活用いただければと思います。

 

ご来店お待ちしております。